21世紀におけるわが国の都市の魅力と国際競争力を高めるため、内閣に設定された都市再生本部では、全国都市再生モデル調査として、全国の都市を対象に、市町村やNPOなど地域が「自ら考え行動する」都市再生活動の提案を全国から募集し、選定・支援しています。豊田市交通まちづくり推進協議会においては、平成18年度に「観光・通勤・通学・ネットワーク等新しい視点の自転車を活用したまちづくり」をテーマとした調査を実施しました。
調査の中で、自転車を活用したまちづくりに向け、より多くの市民の方々に自転車活用の意義等を認識していただくと共に、利用促進を図るためには、実際の自転車利用に役立つマップが重要と考え、市民参加でこのマップをつくりました。
平成18年12月17日から19日にかけて、市民のみなさんや協力者等総勢約30名で、実際に豊田市の市街地周辺の主要道路を自転車で走行し、走りやすさ等の調査を行いました。
グループ毎の自転車走行による調査後、参加者が一同に会し、問題点や快適箇所の写真等を整理しながらワークショップ型の意見交換を行い、このマップの骨子をつくりました。
ワークショップの写真
クルマのまちとして世界に名を知られる豊田市は、自然豊かで、歴史・観光・レクリエーション資源が豊富なまちです。一方、豊田市は通勤・通学、業務、観光などにおいて大きく自動車交通に依存しており、交通渋滞や交通事故など、経済的な損失や環境への悪影響が大きな社会問題になっています。
このような中、豊田市では、誰もが安全で安心して、円滑に移動でき、さらに環境にも優しい持続可能な交通モデル都市、世界に誇れる「かしこい交通社会」を目指し、市民・企業・行政が一体となった取り組みを進めています。
それは、自動車に頼り過ぎず、徒歩や自転車、鉄道・バス、自動車、そして将来的には新しい視点の公共交通の整備など、様々な交通手段が上手に組み合わされた交通環境の実現です。
その中でも特に、環境に優しく、健康的、人間的、使い勝手のよい乗り物である自転車に着目し、通勤・通学・買い物等の生活や、健康・観光その他での積極的な活用を図るための、自転車が利用しやすい環境やシステムづくりが豊田市の自転車まちづくりです。
短距離(5キロ未満)の通勤や買い物等に自転車を使っていた市民のみなさんが、週に1回自転車を利用するだけで、自転車の利用率は倍増し、年間CO2削減が約14,400t達成できます。
自転車まちづくりは、環境や健康づくりに対する市民の方々一人ひとりの気持ちが大切で、みんなが応援団となることから始まります。
世界に誇れる交通環境づくりの一端を担う自転車の利用促進を市民のみなさんにお願い申し上げます。
このマップは上記マップづくりの結果を基に作成されています。走行結果に関しては、一定の調査前提を定め調査しましたが、調査者が様々な自転車(軽快車、マウンテンバイク等)を利用していることから、マップを利用するみなさんの自転車によって、一部路面状況等の感覚が異なる場合もあることを、ご了承下さい。
お問い合わせ/豊田市役所 建設部 調査課 TEL:0565-34-6682 http://www.city.toyota.aichi.jp/